多重録オヤジです。
前回は、ギターを始めたキッカケを語らせてもらいました。本当にかぐや姫は最高ですよね!!
さて、今回はオヤジがひとり多重録音で使っている相棒、アコースティックギターを紹介したいと思います。
多重録の相棒たち
オヤジが現在所持しているアコースティックギターは3本あります。
元々、前回紹介した白いギターから始まって、ヤマハのL3(だったと思う)と言う比較的低価格のギターを買って(もらって)弾いていたんですが、当時はエレアコが主流になりつつある時代。後付けのピックアップを付けて弾いていたのですが、ラインで取ると音が高音に偏ってしまって全然良い音がしなかったんですよね。ホントに軽いシャリシャリの音になってしまうんです。
そこで、高校になってからバイトで買ったり社会人になってから買い足したりしたものが現在3本になっているんです。
YAMAHA L10E
高校生になってからバイトで買ったギターが
YAMAHA L10E
です。L10をベースにピックアップとプリアンプが内臓されているギターで、当時の値段で13万くらいじゃなかったか?と思います。
このギターは多重録音でもメインで使っているものです。買ってから既に35年が経過しますが、今も柔らかいながらもボリュームのある音が出ます。また、長年使ってきたこともあってオヤジの手に馴染んでいるので
何はともあれこのギターで弾く
と言うのがオヤジのポリシー。
弦は基本ライトゲージを使用しています。メーカーは様々ですが、殆どがマーチンのライトゲージを張っているでしょうか?
Takamine NPT-110
このギターは社会人になってから買ったものですが、実はギター単体ではなく
MIDIギター
と言う変わったシロモノとして購入しました。
MIDIギターって何?と思うかもしれませんので簡単に説明します。
ギターとMIDIコンバーターがセットになっていて、ギターからシールドでコンバーターに繋ぎ、コンバーターからはMIDIコードで音源に接続しておきます。また、コンバーターからシールドで卓やアンプに繋ぎます。
ギターを弾くと、その音をコンバーターがMIDI信号に変換してMIDI音源に信号を送り、音源からはギターと同じ音が鳴る・・・と言うのが仕組みでした。でも、確か1985年頃の話なので処理速度の問題もあり、ギターを鳴らしてからMIDI音源が鳴るまで若干(多分0.5秒以内ですが)のタイムラグがありました。ちょっとディレイっぽい効果になったので、それはそれでLIVEなんかでも使えましたが、あまり使わなかったです。
ギターの音はコンバーターから分離されて出力されていました。
今はMIDIコンバーターは存在せず、ただのアコースティックギターとなっています。
このギター、息子がギターを始めた時に一度は譲ったものですが、息子はベースに転向したので弾かなくなり出戻ってきました。
音は、若干乾いた感じの中音域が強く出るギターです。アダマスとは言いませんが、それ系に近い音かな?とオヤジは思っています。ストローク弾きでドッシリ感が欲しい時なんかに使っています。
これは若干ネックが反り気味なので、柔らか弦(コンパウンド)を張っています。
ちなみにこれも購入してから30年くらいになります。MIDIギターセットで50万くらいじゃなかったかな?と思います。
Morris G-81
最後の1本は、息子のために買ったギター。
Morris G-81
です。
息子が中学生の時にギターを始めたので自分のギター(先ほどのNPT-110)を譲ったのですが、新しいギターが欲しいと言うので仕方なく?買い与えました。
が、今や息子も社会人となり家にはいないので使われぬまま部屋に放置してありましたので、代わりにオヤジが大切に弾いている・・・と言う感じです。
写真では弦がおかしなことになっていますが、ごく最近「22歳の別れ」を弾く機会があったので
ナッシュビルチューニング
にしてあります。そのうち元に戻します。
こちらは、息子があまり弾き込んでいないようで、まだまだ若い感じの音です。少し張りのある輪郭のハッキリした、やや「硬い」感じの音です。これからオヤジが弾き込んでいって、もう少し柔らかさが出たら良いな?と思っています。
こちらもライトゲージを張っています。10年くらい前に買ったのですが12万位したと思います。
以上がオヤジの相棒たちです。
これからも、この相棒と仲良くしながらひとり多重録音を楽しんでいきたいと思います。
相棒たち!これからもヨロシクな!!
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